いい商品、いいサービスを提供している会社が広く知られること。それが私達の使命です。

私達の事業は外食企業のコンサルティングとともに、戦略的なウェブサイト、ウェブシステムの活用、更にはマーケティングに課題を感じておられるシステム会社のプロモーター事業を手掛けています。私は生涯、現役マーケッターでありたいと考えており、このページでは私の生い立ちからマーケティングの重要性に気づいた10代の頃の出来事、そしてこのブルーオーシャン経営コンサルティングを開業するまでに至った経緯についてご紹介させて頂きます。

”マーケティング”という概念を知らずに両親を支えられず悔しさを感じた少年期

私は宮崎県の都城市という地方の小さな街で4人兄弟の末っ子で生まれました。
父は高校生の英語と数学に特化した学習塾を経営していたのですが、私が中学になった頃、大手の塾が都城市内にも進出するようになり、その影響を受けるようになりました。
塾自体は、東京6大学に進学する学生を多数輩出していましたので、いい講義内容を父は提供していたと思うのですが、中々思うように学生達が集まらなくなり、私も近隣の進学高校でのチラシ配りの手伝いをすることもありました。

しかし当時私達にはマーケティングという概念が弱く、学生を集めるためのチラシを作成するも、そのチラシはキャッチコピーもなにもない、ひたすら難しい言葉が書かれているチラシを配っており、チラシを配っても配っても電話はゼロ件という状況が続きました。

父としては難しい専門用語を使う→頭がいい先生と思ってもらえるというイメージがあったようです。

しかし、私達の思いとは裏腹に学生さんが集まることはなくなり、大手塾の地方進出の中でなすすべもなく事業縮小から廃業までに至ってしまいました。
その時私は、肝心なときに何も力になることができない自分の無力さ、本当にいいものを提供しているのに”伝える力”が弱いために伝わらないことの悔しさ、自分の力不足、もどかしさを強く感じたのを今でも覚えています。

私はその後、同じ失敗をしないためにも経営の全体像を学びたい。という気持ちから店舗展開している会社に入社し、そこで折込チラシのデザイン、パンフレットのデザインを担当するようになり、売れるためのハード構築の考え方を習得するようになりました。

”マーケティング”の概念を知ることで、経営の仕組み化を知ることで見える世界が変わりました。

自分の”力”ではなく、チームの”力”を引き出すことで結果は何倍にも変わることを実感しました。

マーケ担当から経営の全体観を持って戦略を組んでいく仕事内容に変化していきました。

更に、折込チラシをフェア期日に確実に間に合わせるためには、ハード構築の前工程である商品開発からの一連のスケジュール管理が必要であること。
また、年間を通じてマーケティング戦略を計画することが大切であることから、いつしかフェアの戦略立案や年間計画からやらせて頂くようになりました。
スケジュール管理をよりスムーズにして、なおかつコスト削減も行いたいと考えた私は、外部委託の撮影ですと撮り直しのタイムロスとコスト増加が生じていたため、カメラ撮影を自分自身で習得して社内で内製化できる体制を整えるようにしていきました。

撮影、映像編集、SNS企画、広報といった専門スキルを現場で実践するようになりました。

また、今後の時代を見据えて映像撮影、映像編集を学び、プロモーション動画を自社で作ることができるようになりました。
映像編集スキルを身につけるようになりましたので、映像制作会社とのCMのディレクションや交渉を行うことができるようになり、動画を使ったSNSによる拡散キャンペーンもそれに合わせて実行するようになりました。

ターゲットとするお客様のライフスタイルの複雑化を考慮してメディアミックスマーケティングを実行するようになり、テレビCM、ラジオ、WEB広告を行うようになりました。
また、テレビや新聞等のメディア各社様との関係構築を通じてプレスリリースであったりメディアレセプションを開催して取材して頂くということも行うようになりました。

今御社が抱えておられる経営課題は、これまで私自身が感じてきた課題でもあります。

だからこそ、同じ状況を経験してきたからこそ、お役に立ちたい。という想いがあります。

2020年以降、誠実に事業を営んでおられる社長様、企業様の右腕となれるよう取り組ませて頂いています。

こうして振り返ってみますと、たくさんの成長体験を積ませて頂けたのだと感じます。
POP一枚のデザインからスタートして、2020年で40歳という人生の節目を迎えました。
今後はこのコンサルティング事業を通じて、色々な会社様の規模感に応じたフォローをさせて頂くことにて新たなステージを皆様と共に作っていけたらと考えています。
父はもう亡くなりましたが、当時の父のように良いサービス、良い商品を作っておられて、現状何がしかの課題を感じておられる社長様のお力になっていくこと。それが私のこの事業における経営理念でもあり、ビジョンでもあります。
事業を営ませて頂く以上、売上、利益という数値結果は必要不可欠なものではありますが、それを追いかけるというよりも、一つ一つの仕事を誠実に行うその先に、皆様のご満足の結果として付いてくるものであると心得ています。
そこに共感してくれる、共に働く仲間達とともに、私達は今日も全力で取り組んでまいります。

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